スペインで病気になったら?病院体験談付き
小さいお子さんがいらっしゃる方は、
- そもそも、急な発熱の時にどうしたら良いんだろう?
- 医療の質って大丈夫なのかな?
- 薬や医療費って高いのか?
という疑問で不安になる方も多いのでは無いでしょうか。
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結論:少なくともマドリードの医療の質は変わらないので安心してください。
1. 体験談
22年4月に家族で初めてスペインに移住して、その4月に、あの日は、早くもやってきました。
結果的に、インフルエンザに罹っていたのでですが、一番下の4歳の子が熱が出て、熱痙攣に。しかも、全く痙攣が止まらないという。。
旦那も病院に行ったことが無かったので(1年以上住んでてなんでやねんと。)、どうしたら良いかわからなくパニックになりながら、24時くらいでしたが、向かいに住んでいる夫婦を叩き起こす。笑
全員が全員じゃ無いと思いますが、こちらの人は良い人が多く、子供の問題とかなると協力体制がすごいです。
まったく、嫌な顔されずに、丁寧に教えてもらった病院にタクシーを呼んでいきました。近所付き合いはどこも大事ですね、、、
病院に来た時には、つねってもまったく反応しないくらいやつれていたのですが、Google翻訳を駆使して、抗生物質打ってもらい、そのまま入院して、次の日には元気いっぱいに回復。ふう。
2. 病院に行く際の基本動作
基本的な動きとしては、
- お持ちの保険が対応している病院を事前にリサーチしておく。
- 病院に行く。
- 緊急窓口に行く。(日本の感覚と違います。緊急じゃない、ただの風邪でも、とにかく先生に見てもらう場合は全部緊急(Urugencia)にGoです。)
- NIEカードかパスポートを見せる。
- 番号が呼ばれるのを待つ。
- 呼ばれた番号の部屋に行く。
- 先生がいるので病状を伝えて、あとは日本と同じ流れ。
- 処方箋を渡される。
- 町中の至る所にある薬局(Farmacia)に行って購入。
です。病院によっては、上記5のところが若干違うかもしれませんが、おおむねこの流れです。とにかく初めての時は、緊急窓口に行って、合ってるのかと不安になりますが、大丈夫です。
3. 日本の病院との違い
大きくは変わらないですが、下記です。(プライベートの保険の場合です。)
- 先生に見てもらう場合は、緊急窓口に行く。
- 先生の子供の押さえつけ方が手荒。
- 風邪で行くと高確率で同じ薬になる。
- 公的保険、プライベート保険で、見てもらえる病院が違う。
その他、待ち時間は、行くタイミングによりますが、1時間2時間待つことも全然あります。
4. 薬局活用方法
ここは個人の判断になりますが、簡単な風邪とかだと、病院で1時間待っても、同じ薬を処方されるので、最近は基本的にまずは薬局の薬で様子見をすることが多いです。
薬局で良く買う薬一覧や役立つスペイン語は、まとめたらまた掲載します!
5. まとめ
スペインも先進国で、EU加盟国なので、医療に違いを感じることは今のところありません。もちろん、手術を伴うようなものに関しては、言語面含めて日本に帰りたいとは思いますが、幸いにも、日常生活では今のところ大きな問題には直面していないです。
どの病院が保険対応しているのかを事前にリサーチしておくことや、病院までのルートを一度下見しておくと行ったことをしておけると安心だと思います。